ロタン2

「っ」のつく言葉

 「経過keika」は単語登録しないのに「結果kekka」は登録する。
 その理由は、私は同キー連打をできるだけ避けることにしているからです。

 ピアノの演奏法は、数百年かけて開発された「10本指でキーを叩くためのメ
 ソッド」ともいえます。
 私は子どもの頃に少し習っただけですが、そのとき「同じ音を弾くときに同
 じ指は使わない」と、繰り返し指導されました。例えばドドドドドドドド…
 と、ドのキーを連打するときは、薬指、中指、人差し指、親指、また薬指と、
 次々に指を換えます。

 その理由を、先生は「同じ指を使うと、音の粒が揃いにくいから」と説明し
 ていました。

 「結果kekka」や「アップappu」は、スピードを上げて打つと、同じキーを
 2度打つところで、もつれてミスタッチが起こりがち。
 かといってピアノ的に違う指を動員するというのも、ちょっとむずかしい…。

 そこで、同じキーを打たないように単語登録します。
 「ミスタッチしない→直す手間がかからない」分、速くなります。1タッチ
 の節約にすぎませんが、実はかなり役立ちます。
  けか→結果 あぷ→アップ がぴ→月日

 「ztt→全体的」もttが続きますが、これはあまり問題ありません。
 頭の中で「ぜん・たい・てき」とつぶやきながら「ztt」と打つので、あ
 まりタッチスピードが速くならないからです。
 「アップ」や「月日」は、手が急いでしまうのでもつれるんですよね。

 応用:「ばく→バック」「あぷ→アップ」と登録しておくと、
 「ばくあぷ→バックアップ」と変換されます。ばくあぷって、ちっちゃい熱
 帯魚の名前みたいでかわいいですよね。えっ、かわいくないかなあ。

入力フォームを見てくれる先生はいるのか?

 ピアノを習っていると、毎週毎週しつこくフォームを指導されます。
 腕や肩に余計な力が入らないようにとか、手首の高さ、指の位置がどうとか。
 指をくぐらせる部分練習とか、音階を弾くときの手首の使い方とか。

 同じく10本の指でキーボードを叩いているのに、入力の世界って大ざっぱだ
 と最近あらためて感じます。

 私はピアノの練習なんて1日20分、ついでにほかの曲を弾いたって1日1時間
 がせいぜいでした。今は毎日何時間もキーを叩かなければいけないのだから、
 本当なら先生について、毎週フォームのチェックを受けるぐらい当然なんじ
 ゃないでしょうか。
 (そんな先生がいるとは聞いたことがありませんが…)

 ロタンを研究するきっかけとなった肩こりや手首の痛みは、ただタッチ数を
 減らせばいいというものではありません。疲れにくく能率の上がるフォーム
 の問題も、並行して考えなければと思っています。

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ダブルの言葉

(メルマガ「ローマ字入力はもっと速くなる!」008号 2005年07月28日 の再掲載です)

 日本語って、同じ音を2回繰り返す単語がたくさんありますよね。何か呼び名があるのでしょうけど、とりあえずここでは「ダブルの言葉」と呼ぶことにします。
  犬がワンワン鳴く。雨がザーザー降る。

 ダブルの言葉は擬音語や擬態語で特に多いけれど、「そもそも」「それぞれ」「わざわざ」「いよいよ」などもあります。
 結構使うので、統一した法則で単語登録しておくと入力が楽。
 私は「最初の1字+2字目の子音」で登録しています。

  そm→そもそも そr→それぞれ わz→わざわざ いy→いよいよ
  だん→だんだん どん→どんどん   など

 例外は…
  「ひつ→一つ一つ」「ひり→一人一人」
  通常の方法だとどちらも「ひt」になってしまうので。
 ※自分がよく使う表記で登録します。「ひとつひとつ」「一つひとつ」など

 そのほかに私が登録しているダブルの言葉
  たまたま もともと われわれ(または我々)  など

 「ワンワン」「ザーザー」のたぐいは、登録していません。
 入力頻度は「わざわざ」や「それぞれ」のほうがずっと多いので。

その後2年。またまた、まだまだ、さまざまなど「ぞろぞろ」増えました。でも、「そろそろ」を出したいとき「そr」とやって「それぞれ」が出てしまうことも「しばしば」なので、これは「そろ→そろそろ」と単語登録しています。

ダブルの言葉はたいてい副詞。単語登録するときの品詞を副詞にしておきます。メルマガを出していた2005年段階では品詞の区別がわかってなくて、なんでも「名詞」で単語登録していたのですが、最近ようやく飲み込めてきたので、品詞についてもいずれ取り上げます。

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音引きを抜いた単語登録も有効

(メルマガ「ローマ字入力はもっと速くなる!」008号 2005年07月28日 の再掲載です)

 006号で取り上げたように、「っ」「ッ」は同キー連打のためミスタッチしやすい、ローマ字入力者の天敵。
 ローマ字入力でもう一つ手こずるのが、音引き(長音記号)「ー」です。

 カナ入力なら上段のキーも普通に使っているのでしょうけど、ローマ字入力は下3段しか使わないので(数字は別ですが)、上段の「ー」はどうしてもミスタッチの大発生源になります。

 私は入力者になってすぐ、ATOKのキーカスタマイズなるものを行なって、「ー」を別のキーに割り当てました!!!(←「!」の数に、苦手度と変更後の解放感が表れております)

 今は打ちやすいキーにあるので、「ー」を抜く形での単語登録はあんまりしていません。登録しているのは「ぺぱ→ペーパー」ぐらいかな。
 でも、一般的には「短い読みで単語登録」するときの法則として、「ーを抜いた形」というのは覚えやすく、有効だと思います。

 次回は、「ー」の移動をはじめとする、私のキーカスタマイズをご紹介する予定です。

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OASYSに学ぶキーカスタマイズ

(メルマガ「ローマ字入力はもっと速くなる!」009号 2005年08月05日 の再掲載です)

 最もスピーディーな日本語入力ができるのは親指シフト方式だと言われています。かつてパートしていた入力会社は私以外の社内スタッフ全員が親指シフト入力だったのに、そのとき面倒がって覚えなかったことが悔やまれます。

 親指シフトを開発したのは富士通ですが、富士通はワープロOASYSのJIS配列キーボードにも、独自のキー割り当てがいくつかありました。私の現在のキーカスタマイズは、一部それに基づいています。

 1)xキーに「ー」を割当て
 2);キーに「ん」を割当て

 1)は前回書いた通りです。ローマ字入力者には上段「ー」キーが鬼門なので、下段にあると楽なのです。
 「ゃ、ゅ」などの小さい字を「xya、xyu」で出すようになっていたら、それらの設定は全部削除する必要があります。その場合「ゃ、ゅ」などは、「lya、lyu」を使います。
 この「l」はlittleの頭文字なので、「小さいや→ゃ」「小さいゆ→ゅ」と覚えます。

 2)は、「n」キーの連打を避ける工夫です。
 「家内(kanai)」はnが1つなのに「館内(kannnai)」はnが連続3つ。
 普通のローマ字入力では、後ろが「なにぬねの」の場合、「nn」で「ん」を確定してから入力しなければいけないせいです。

 「;」キーを単独の「ん」にしておくと、後が「なにぬねの」でも影響なく、
 「館内(ka;nai)」6タッチ。
 タッチ数を減らす上、「同キー連打を避ける→ミスタッチが減る」効果もあります。
 全角;を出したいときのために(私の入力にはめったに出てきませんが)、「せみころん→;」で単語登録しています。

 ATOKの設定でほかに便利なのは――

 3)テンキーは半角で確定文字にする
 通常、日本語入力モードのときは、テンキーから半角数字を打ったら「Enter」で確定する必要があります。
 これを、日本語入力モードを切っているときと同様、テンキーからの数字入力はEnterキーなしでそのまま確定されるようにします。アンケートの入力など、半角数字をたくさん打つとき便利。

 MS-IMEでは、テンキーからの数字入力を「いつも半角」にしておく設定はありますが、「確定文字」にする設定はないようです。
※MS-IMEを使っている人がエクセルでアンケート回答を入力する場合、列ごとに日本語入力モードのオン・オフを切り替える設定を使うといいと思います。

 ATOKでは、1)2)は「プロパティ」→「キー・ローマ字・色」の「キーカスタマイズ」から、3)は「プロパティ」→「入力・変換」の「入力補助」から設定します。

かつての富士通は、親指シフト入力方式をはじめとして、日本人が日本語で入力するには何が合理的かという視点で、結構オリジナルな機能をワープロ・パソコンに盛り込んでいました。
成果主義の賃金体系を取り入れたせいで社員が萎縮し、面白いアイディアが出なくなったのだという話を耳にしましたが…。かつて富士通の大ファンだった私としては、なんだか歯がゆい気持ちです。

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HTMLタグの単語登録

(メルマガ「ローマ字入力はもっと速くなる!」010号 2005年08月10日 の再掲載です)

 ブログを持っている人、ホームページを持っている人向きに便利なのが、HTMLタグの単語登録です。閉じるタグと対になってはたらくものは、閉じるタグも一緒に登録します。

 タグが効くブログはたいていHTMLの編集機能を持っていて、太字にしたい部分を選択して「B」アイコンを押す、というようなことができると思います。リンクアイコンもあるでしょう。でも「リンクを別ウィンドウで開く」ところまでは面倒を見てくれない、ことが多いのでは?

 そこで、こんな登録。
 りんくf→<A href="" target="_blank"></a>
 リンクを別ウィンドウで開くタグ。
 「りんく」という読みだと、普通に「リンク」と変換したいときもタグに変換されてしまうので、おなじみの無意味f(001号参照)をつけて登録します。

 ""の間にURL、<>と<>の間に開きたいサイトのタイトルを入力して使います。
  <A href="http://www.yahoo.co.jp/" target="_blank">Yahoo! JAPAN</a>
 (使用例:ヤフーを別ウィンドウで開く)
 ほかに私が単語登録しているタグは、

 ぶろ→<BLOCKQUOTE></BLOCKQUOTE>
 左右インデントみたいなのがかかるタグ。

 ぶら→<br>
 改行タグ。
 私が使っているブログでは、本文は自動改行されるけど、サイドバー内では自動改行されないので。

 いろf→<font color=""></font>
 文字色を変えるタグ。
 ""の間にカラーコードを入れます(#を忘れずに!)

 ちなみに、私が愛用しているカラーコード表はこれです。
 カラーコード
 タイルを並べたようですごーくきれいなので、ブログやホームページを持ってないかたもちらっと見てみてくださいね。

 ブログや文章中心のホームページでは、これぐらいでほとんど用が足ります。

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