「主婦SOHO 転機」
6月1日の日経・夕刊に「主婦SOHO 転機」という記事が載っていた。私の友人知人が何名も取材されていて面白いのだけど、どうもマスコミというのはねー。きれいに整理された「ストーリー」を作りすぎる。
個人情報保護法がらみで、個人の在宅ワーカーが受注しにくくなった種類の仕事があることは事実。
「社内で処理する」という契約で受注した会社が、作業者のマネジメントがおっくうなので下請けに出す。入力系ジャンルに限っていえば、今までは、そんないい加減がまかり通ってきた。それが適正化されるのはむしろいいことだ。
しかし、単価下落が過当競争のせいというのは、微妙に違う。
過去の在宅ワークブーム・SOHOブームのピーク時に比べれば、現在やっている人・やりたい人はたぶん、むしろ減っている。この世界には正確な統計がないため証明はできないが。(入力系の在宅ワーカーに関して言えば、職業欄に「主婦」を選ぶ人も多いので、一般的な統計には実態が反映されない)
単価下落の要因は参入者の数以外にたくさんあり、それぞれが複雑に絡まり合っている。だから在宅ワーク・SOHOの箱の中でなく、日本社会・日本経済の大きな流れの中で考えないとわからない。
単価下落の原因はややこしい、そして主婦SOHOが転機に直面している原因はもっとややこしい。単価下落と個人情報関係以外に大きな理由があると、私は考えている。
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