ソフトウェア

Voice Writingで雑音が処理できた

 カセットテープからパソコンに音声を取り込んでみたら、ノイズがひどい。ブイン、ブイン、ブイン…と、単調に続く。こういうノイズって、このソフトなら簡単に処理できるんじゃなかったっけと、Voice Writingを起動。
 Voice Writingは多機能で高性能なソフトなんだけど、とりあえず覚えなきゃいけないことは多い。波形編集するときは、まず特定のサンプリング周波数とビット数のwavファイルに変換しなければならない、とかね。えーと、それから波形編集画面を開いて、今変換したwavを呼び出して。

 呼び出せた。ひどい波形だ…。最初の部分は講演が始まる前だから無音のはずなのに、こんな太い波形が連続している。
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 最初の「無音のはずがノイズ」部分をマウスで指定して「ノイズ登録」をクリック。そして「ノイズ除去」をクリック。
 おおお。結構速い。しかもきれいに除去された。
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 あとで分かったのだけど、それはカセットテープのノイズではなく、どうやらカセットデッキとPCをつないだケーブルの接触不良か何かが原因だったようだ。備品の管理の問題? 私って…。

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Voice Writingを順調に試用中

 テープ起こしソフト「Voice Writing」のスタンダード版を使ってみている。
 パナソニックの社内ベンチャー企業であるボイススピリッツ社が開発したソフト。営利企業がテープ起こしに振り向いてくれるというのは、かなり画期的なことなのだ。

 現在Vectorで公開してされているLight Edition(フリー版)の機能は、ユーザーからの声を反映してこれからまだかなり改善されることになっている。8月に社長の武内氏が大阪からわざわざ東京まで来てくださったので、私もあれこれ要望を出した。
 何しろ、今月からまた厚労省の在宅就業セミナーがスタートする。念願だったVista対応の起こしソフトだけど、不慣れな人がストレスなく使えるソフトでなければ、とてもセミナーではおすすめできない。
※オリンパスのDSS PlayerはVista対応だけど、無料版がないのでセミナーではおすすめしにくい。
※Okoshiyasu2は無料だけど、Vistaに対応してない(実際は一部のキー設定ができない程度でたいがい使える)。

 スタンダード版発表のプレスリリースは明日になるそうで、私は先行して使わせてもらっている。フリー版に対して出した要望は、スタンダード版ではどれも改良されている。
 さすがに「映像起こしも同じソフトでできたら」という要望まではまだ無理だけど、今後の課題として検討すると言っていただいた。

 音声を聴くのとその起こしの入力を同じソフト内でできるのは、結構便利。テープ起こしのときは、資料がどかどか来て、ブラウザ、アドビリーダー、パワーポイントとあれこれ開いている。起動するソフトが一つ減るのはそれだけ不具合が減りそうだ。

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Japanistでおてがる登録

 Japanistは、富士通が開発した日本語変換システム。2003年で新バージョン発売が止まっていることからもあんまり売れてないソフトらしいと分かるし、私はATOK派なので普段の入力に使っているわけではない。でも、持ってはいる。これはこれで便利ないいソフトなのだ。

 指定ファイルからJapanistに入ってない言葉を拾い上げてくれるというのが、その一つ。「おてがる登録」→「文書から単語を一括登録」という機能で、テキストファイル、HTMLファイルの他にOASYS文書(さすがに私はもう使ってないけど)、Word文書、Exce文書を指定できる。
 ATOKにも似たような機能があるけど、Office連携ツールをインストールしないとWord・Excelでは使えないとか、何だかんだと制限が多くて面倒くさい。

 私の仕事は、昨年から極端な理系というか工学系というか…なものが入って、変換できない用語続出なのだ。例えば「かいせい→海成」が変換されず、1字ずつ入力する。その場で単語登録しておけば次に入力するとき楽なのだが、1ページにそんな用語が数十個も出てくると、いちいち手を止めて単語登録していたら納期までに終わらない。
 そこで、納品が終わって時間ができたとき、Japanistのこの機能を使う。
 入力したファイルから「かいせい→海成」「かせい→河成」「こうしゃじく→向斜軸」などという言葉を、読みと品詞付きで一気に拾い上げてくれる。

 余計な言葉もいろいろ拾ってくるけど、どっちみちそのまま全部をJapanistで使うわけではない。一度エクセルに移して必要な言葉だけ選び、さらに品詞名を手直ししてから、ATOKに読み込ませるわけだ。
(単語登録時の品詞の分類は、日本語変換システムによって多少違う。ATOK用ならATOKの品詞名に合わせないとエラーになってはじかれてしまう)
 まあ面倒なのは確かだけど、それでもこの方法で数百個の単語を登録して以来、この仕事の入力・変換はずいぶん楽になった。

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「IMEなんて」だそうです

 教材作成の参考にするべく、中3の長女にインタビューしてみた。お母さんがパソコンのこと教えた中で何が一番役立った?
 「単語登録かな」と即答。チャットに必要な言葉を単語登録しているらしい。例えば何?
 「おつ→お疲れ様でした、おや→おやすみなさい、とか」
 制限時間をオーバーすると母親がキレるので、あわてて終わらせている娘の様子がよく分かる。

 「でも、今はタブキーを使うから、あんまり単語登録しなくて済んでるかな」
 タブキー? ああ、ATOKの省入力機能か。「こんにちは」と最近入力していれば、「こん」tabで「こんにちは」が候補として表示される。携帯電話の推測変換みたいなものだ。ATOK搭載のケータイは2001年から現在までに200機種近くあるらしいから、パソコンでMS-IMEを使っている人でも実はATOKになじんでいるかもしれない。

 ATOKはおすすめだと私も思うけど、お金がいるからね。IMEならタダだし。
 「IMEなんて、あんなの使えないよ」と娘はあっさり、きっぱり。

 ワードの話をしてみたら「ワードは全然使ってない」と、これもきっぱり。以前少し教えたんだけど。何を使ってるの?「秀丸」
 秀丸は何がいいの?
 「簡単だし。軽いし。シンプルだし」

 ATOKの単語登録と省入力機能、シンプルな秀丸。私そっくりの路線だ。まあ、私は秀丸もワードも好きだし、両方使うけどね。

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私の「SOHO AWARDS」

「SOHO AWARDS」が、11/15までノミネート受付中。“今年の「もっともSOHOに役立ったモノ」を選び、表彰します”という企画で、実にいろいろなものが推薦され、毎年面白い。
http://www.soho-awards.org/

私はこれに投票(推薦?)したことはないのだけど、自分が仕事上で表彰したいと思うものベスト5を作ってみた。

1位:Google
「Gmail」や「Googleデスクトップ」も含めて毎日お世話になりっぱなし。

2位:ScanSnap
紙をシャカシャカ読み取ってPDFファイルにしてくれる機器。これがなかったら、私の仕事はずいぶん不便だろうと思う。速い速い。

3位:Okoshiyasu2
テープ起こしソフト。wav、mp3以外にwmaファイルにも対応しているところが便利。

4位:X Button Maker
キー割当ソフトというのかな? 例えば、集計レポート作成に私がよく使うエクセルのショートカット「Alt→E→S→V→E→Enter」という手順を、「Caps Lockキー」に割り当てて一発!というような使い方ができる。

5位:イーバンク銀行
テープ起こしを小分けして外注すると、1人の1回の支払いが3,000円を切るような少額になる場合があり、振込手数料が相対的に大きく感じられる。イーバンク同士なら振り込み無料なので、私が仕事をお願いしている人の5人に4人ぐらいは口座を持っている。

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エクセルのタイムラグ

 以前は、ワードファイルで納品するテープ起こしでも、秀丸エディタで入力してからワードに貼り付けていた。最近は、ワード納品なら最初からワードで入力している。理由は、ワードの反応が速くなったから。

 「ワードは、入力した文字が画面に出るまでに、ほんのわずかだけどタイムラグがあることが…」という話をしてくれたのは、こたつねこさんだったと思う。2000年のことだ。
 その頃の私はワードが追いつかないほどの入力スピードがなかったから、ただびっくりして聞いていたのだけど、入力が速くなるにつれてこのタイムラグにいらだつようになった。
 今のワードの性能は、その点問題ない。ところがエクセルはいまだに、1セルにたくさん入力すると文字が画面に出るのが少し遅れることがある。これでリズムが狂う、リズムが狂うとミスタッチの元になる。

 しかもエクセルは、セル内の文字を部分的に直すのが面倒なソフトだ。
 データ入力の場合は1データを項目分けしてそれぞれのセルに入力するから、仕事全体を秀丸で入力してコピーということはしにくい。
 そこで、1セルに長文を入力するとき、そのセル内の文章だけを秀丸で入力してセルにコピーすることにした。アンケートの自由回答欄などでは500字とか1000字とか延々と書く人がいるからだ。
 この方法は快適で、私は相変わらず、秀丸なしでは1日も暮らせないと思いながら仕事をしている。

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AZIKはおすすめ(個人的には挫折)

 日本ぺんぎんさんが、AZIKについて書かれていた。
 拡張ローマ字入力AZIK(ぺんぎんの濁流 2006年6月7日)
 AZIKというのは、ローマ字入力を基本にタッチ数を減らす入力方法。日本ぺんぎんさんのご紹介どおり、わかりやすいのはここ、公式サイトはここ
 私は、実は先月AZIK導入にチャレンジしてみたのだ…そして6日で挫折した。

 AZIKは素晴らしい。
 タッチ数がかなり減る。ローマ字入力のまま、気が向いたところから徐々に導入していけるのもいい。キー配列を覚えるのも、ローマ字入力が身についていればそんなにむずかしくない。

 私が挫折した理由は覚えにくいからではなくて、私のATOKにはすでに1,000語以上の単語登録があって、それがAZIKの配列とやたらぶつかったせいだ。
 AZIKで全体的なタッチ数を減らすか、単語登録で自分の使う語に絞ってタッチ数を減らすか、どうしてもどちらかを選ぶことになる。単語登録に頼らずローマ字入力をしている人には、AZIKはおすすめ。

 AZIK導入にチャレンジした6日間の記録があるので、興味のある方はどうぞ。

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秀丸を使いこなす

 過去のザイニュー記事の中で、なんとかまとめて本にできないかと思っているのが、アーキーさんが連載してくれた「秀丸を使いこなす」。
 秀丸エディタは大きな変化の少ないソフトだけど、それにしても連載はずっと前だったから、キャプチャー画像が現在のバージョンと大きく違わないかなどのチェックは必要だ。アーキーさんはお忙しいし、私もちょっとは忙しい。とはいえ、仕事が夏枯れするかも…そのとき確認してみようと思っている。

 アーキーさんが書いてくれたネタのうち私が使っているのは、例えばこんなものだ。
正規表現を使う置換
(アーキーさんがたくさん挙げてくれた正規表現のうち、私は一番簡単な部分しか使えていない。それでも、データの加工にはエクセル関数よりスピーディーなケースがある)
マクロを仕事に生かすこと
(私の場合、テープ起こしに使うのが、全角英数字を半角英数字にするマクロと文字カウントマクロ。アンケート入力後の集計レポート作成に使うのが、タブ記号を削除するマクロ)
Fキーに自分がよく使う機能を割り当てる
(私は、マクロの一部をFキーに割り当てて、スピーディーに使っている)
grep検索
(使うのはごくまれだけど、いざというときこれがあると仕事の能率が違う)

 市販の秀丸本はデータ入力者に応用できる内容が少ないので、アーキー版は貴重だと思う。なんとか時間を作ってまとめたい。
 データの加工の種類によっては、エクセルと秀丸を往復しながら変形させていくと、正確で速い。これも追加したい。

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