ライバルだけど仲間
少女マンガ『愛のアランフェス』を買った。何十年ぶりに読んで、印象的だったのはフィギュアスケートの美しさや華々しい恋愛模様のことではなく、「ライバルだけど仲間」というスケーターたちの人間関係だった。
同業者だからわかりあえる。
例えば私が彼らの誰かと友達になって、「きれい、すごいジャンプ! 怖くない?」なんて言っても、どうもそれは素人の発言だ。
逆に、彼らの誰かが私の入力を見て、「速い! 10本の指を全部使うんだね」なんて言ってくれても、入力者として「指を10本使う」ぐらいは初歩の初歩で、その上に何をどう積み上げていくかが勝負なのだ。
スケーターはスケーター同士、激しく競うけれども深いところまでわかりあえる。
入力者は、点数がつくような競技はしないから目立たないだけで、やっぱりライバル同士なのだ。6月のザイニュー交流会には、同じ募集情報に応募して落ちた人と採用された人が参加していた。仕事を頼むライバルというのもあって、私がBさんに頼めば、その間AさんはBさんに頼めない。
そういう単純な意味でのライバル関係以外に、誰かがユニークな仕事をしていると聞けば「私も頑張らなきゃ」と思うし、面白いソフトを使っていると聞けば「研究してるんだなあ、私も見てみよう」と刺激を受ける。
ライバル関係がある反面、入力者は普段ひとりで仕事をしている分、仲間に会うととめどなくしゃべる。ほかの業界の人が聞いても??な、やたらマニアックな話題に熱中する。身近にはそういう話をする人がいないんだもの…。
本当は、ザイニュー交流会レポートもこのブログに連載するつもりだったのだが、このところ具合が悪くて…最初は自分でもどうしたのかわからなかったが、要するに夏ばてだった。今年の7月はわりと涼しいのに情けない。7月の交流会では、朝からだるくて支度が遅れ、遅刻したという…。
なので交流会レポートは残念ながら中止。8月は交流会自体をお休みして、次回開催は9月の予定。レポートはやっぱり出せないと思うので、ぜひご参加くださいね!
明日からはようやく7月号の対談、卓也ママさんの登場。お楽しみに。
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