事務所が欲しい

 最近いただいた本。奥付に名前を載せてくださっていて感激。
駆け出しデザイナー奮闘記(著者:立古和智 誠文堂新光社)

 できあがった本をいただく理由というのは、私の場合いくつかある。例えば、(1)テープ起こしをしたから、(2)手書き原稿の入力をしたから、(3)発送をしたから。この本の場合は、テープ起こしの一部を担当させていただいた。

 発送というのは、ライターさんからの受注。本ができあがったとき、出版社はそれをあちこちに送る(お礼・宣伝・告知その他、相手によっていろいろな動機)。それ以外に、ライターさんも個人的にその本を誰かに献呈することがある(この動機も、お礼・宣伝・告知などいろいろ)。
 そういうとき、私が宛先リストを渡されて入力し、宛名ラベルを出力し、挨拶文と本を封入して発送、という作業を請け負うことがある。もともと『月刊在宅入力者』を出していたときは毎月発送作業をしていたので、好きでもあるし慣れてもいる。

 それはそうと、「駆け出しデザイナー奮闘記」を読んでいたら、しみじみと「事務所」が欲しくなった。
 デザイン事務所というのは大規模な会社ではない(ことが多い)ので、共同体という感じで面白い。朝みんなで掃除から始める事務所とか、お昼ご飯を当番制で作って食べる事務所などが出てくる。トップのデザイナーさんが毎回料理してメンバーにふるまっている事務所さえある。

 自宅で作業してネットで仲間とつながっているという形態は、不便だとは感じない。でも本当は、集まって仕事をするのも私は好きで…。
 一緒にご飯を作って食べるような「みんな一緒感」を抜きにしても、ほかの人の作業方法を見ることができる、疑問点があったらすぐ相談できるなどは、仕事力をつけるのに必要なのだ。

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行き当たりばったりのほうが合理的か

 誰かに仕事を頼む予定があるとき、予告&打診&予約しておくべきか、いつも迷う。
 お客さんから予告された仕事到着日時がしばしばずれるからだ。早くなる分にはかまわないが、後ろにずれることが結構多い。数時間遅れる程度のこともあれば、数日のこともあるし、数カ月ずれることもある。
 当然、私から届ける日時も遅れる。あの予告&打診&予約は何だったの、ということになる。

 私自身は、仕事の到着がずれてもあんまり気にしない。
 たいてい手持ちの仕事にかかっているから、実際に届いたとき対応すればいいという考えで、待ちかまえてはいない。
 でも私がお願いしている人はどうなのだろう。予告の日時に仕事が到着するからと、ほかの仕事を断ったり、家事や外出の予定を調整しているかもしれない。

 予告するのはやめて、実際に仕事を出せる状態になったとき打診してみて、運良くスケジュールの空いている人がいればお願いするというのが、結局は合理的なのかもしれない。
 そういう行き当たりばったりなやり方はちょっとねえ、と思うのだけど。

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