10年後の仕事はわからない
キャリアプランを考えましょうという。10年後にどうなっていたいか、どんな仕事をしていたいかを考えましょうという。
これはわからない。なぜなら、10年後にどんな仕事があるか見当がつかないからだ。
ウィンドウズ95が発売されたのは、1995年11月のことだ。まだ10年経っていない。以来、パソコン入力も特殊技術とは言えなくなり、入力の単価は下がる一方だ。
当時はまだ、「パソコン通信」が主流だった。インターネットが本格的に普及しだしたのは1998年ぐらいからだったと思う。そこから、ウィンドウズ95が出たとき以上に仕事の方法が変わってきた。まだわずか5年だ。
5年前はケータイだって大して普及していなかった。
仕事の手段が変われば、仕事の方法や内容も変わっていく。
みんなが簡単にインターネットにアクセスし、インターネット上で回答する(ケータイ含む)時代になれば、「メーリング(封入や発送)」や「アンケートデータ入力」という仕事自体が消滅するかもしれない。
それはもしかして10年後かもしれない。(実際には、あと30年ぐらいはそんな時代は来ないと思う。これまでキーボードにさわってこなかった中高年層が、これからアンケートの自由回答欄を入力する力をつけられるとは思えないから)
私は、自分のキャリアプランを今年と来年前半ぐらいしか考えない。そのあとの計画は「時代の流れに合わせて、そのときできそうな仕事をする」程度のばくぜんとしたものだ。
(2003年07月27日)
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