在宅ワーカーの相談に乗ってくれる人
私が今悩んでいるのは、大きく言えば「在宅ワークとは何か」ということなのかもしれない。
だから、在宅ワーカー仲間に相談するのはちょっと違うような気がした。同じ穴に落ちて、一緒にぐるぐる消耗してしまいそう。
在宅ワーカーではない人。かといって、在宅ワークのことを全然知らない人にはわかってもらえないだろう。それで、会社経営者であり、キャリア・コンサルタントであり、在宅ワークセミナーのコーディネートなどもされる奥山睦さんに相談してみようと思った。
今回の連載記事後半で出てくるが、奥山さんがキャリア・コンサルタントの資格を取った動機の一つは、自社で仕事を発注している在宅ワーカーさんから、しばしばキャリア相談を受けたためだという。やっぱり!という感じ。なんだか相談したくなる方なのだ。
「在宅ワークとは何か」を考えるとっかかりの一つとして、私は昨年から法政大学の経済学部(通信制)に籍を置いている。奥山さんは法政の大学院にこの4月から入学された。
なんとなく「同窓」意識を感じかけたのだけど、ずうずうしかった。学部と院の差どころではない、なんったって奥山さんは、一方ではこの4月から静岡大学大学院の客員教授にもなられたのだから。
学ぶことと教えることの同時進行、育てられる自分と育てる自分の同時進行あるいは時差進行。今回の相談で私が感銘や影響を受けたのは、奥山さんのその姿勢だと思う。
■回答者の自己紹介■
奥山 睦(おくやま むつみ)
出版物、WEBサイトの企画制作を主とする株式会社ウイル代表取締役。
東京都大田区の女性企業家ネットワーク「TES」(テス)有志の共同出資によって設立した、ITコンサルティング会社の株式会社イーテス取締役。
東京・大田区で数々の地域活性化のためのプランニングや審議会、協議会の委員を歴任し、2004年、大田区から「特別功労者」表彰。
専門的なITスキルと異業種交流会活動、キャリア・コンサルタントとしての経験により、IT活用、再就職支援、起業家支援、地域活性化、ワークライフバランス等をテーマに全国で講演活動も行なっている。
著書に、『職人の作り方』(毎日コミュニケーションズ)、『大田区スタイル』(アスキー)、『メイド・イン・大田区』(サイビズ)、『在宅ワークハンドブック』(社会経済生産性本部)、『SOHO受発注トラブル事例集』(社会経済生産性本部)等。
現在、法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻修士課程に在籍。
静岡大学大学院工学研究科客員教授
独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援アドバイザー
財団法人社会経済生産性本部認定キャリア・コンサルタント
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