2008年12月hiroさん4

連載を終えて…2

 今年も忙しかった。
 ようやく年末にたどり着いた…。もう力が抜けてやる気が出ない。我が家で「電池切れ」と呼ぶ状態だ。年内に仕上げておきたい仕事があるのに。そもそも、この連載だって先週のうちに終わるはずだったのに。

 振り返ってみれば、今年の1月は末期がんの義父がいつどうなるかわからず、万一のときのセミナー講師を山本牧子さんにお願いしていた。2月に義父が亡くなって、仕事はhiroさんや文月さんをはじめとする多くの方の力を借りた。
 安心してお願いできる人がいるのは本当に心強かった。

 前年の外注費が100万近くもかかったので、今年は絞るぞ、自分でやるぞ!と思っていたのだけど、やっぱりそうはいかなかった。終わってみたら、今年の外注費は200万。
 でも結局、頼めるものは頼むと割り切った方が、私の仕事はうまく回るようだ。

 …うーん、hiroさん記事のあとがきになってないような気もする。でも、私の中では、これはつながっている問題なのだ。

 なので、もうちょっと書いてしまうと。
 hiroさんや文月さんなど「入力していると楽しい、仕事があれば何時間でもやらずにいられない」という人たちに比べると、私は入力に向いてない。
 入力は好きだけど、時間がかかるといらいらしてくる。どうやって時間を短縮するか、そればかり考えている。

 例えば変換されないといらだつので、専門用語を片っ端から単語登録。そのファイルをメンバーに公開して、必要ならダウンロードして使ってもらえるようにした。私からお願いしている人たちは、案外苦にせずコツコツ変換しているのかもしれないけど。

 過去に作った文書からガーッと収集する方法はないかと考えて、ジャパニスト2003を買ってみた。
 テープ起こししたファイルを読み込ませると、普通に変換できない言葉を自動収集して、単語登録してくれる。何文書読み込ませても、重複なしにうまく拾ってくれて、便利便利。ジャパニストとATOKでは品詞の分類が違うので、エクセルに貼り付けて品詞名を変換。

 そんな実験に半日つぶしているから、ますます入力する時間がない。便利ツールを作っている方が好きだというのは、入力者としてどうなのか。
 私は、便利ツール提供も含めて、入力者が仕事しやすい環境を整える側へ回った方が賢いんじゃないだろうか。といっても、自分が入力していないと何が便利か判断できないから、当然入力もするけど。

 自分の立場をそう決めてみると、来年どうなるかは明白だ。hiroさんにも他の方々にも、ますます頼ることになる。頼ろう。いい仕事を納品することがミッションなのだから。
 hiroさん記事の中だけど、今年の締めくくりの意味も込めて、hiroさんにも他の方にも。本当に一年間ありがとうございました。来年もよろしく。

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連載を終えて…1

(hiroさんにコメントをいただきました)

 廿さんから「セミナーで佐賀に行きます。お会いできませんか?」とメールをいただきビックリ! 東京の交流会でお会いした時は、みんなとワイワイとお話できたのですが、今度は1対1。嬉しいながらもパニクってしまいました。しかもその後に、話した内容を連載したいとのお話があり、2度ビックリ!!

 ザイニューは読ませていただいていますが、登場する方はバリバリと働いている方ばかり。屋号も持たずにヘルプばかりやっている私が何故? 何も書くことがないのでは? と思ったのですが、これから在宅ワークを目指している人たちにとっては、私のような普通の人間のほうがハードルが低くて、スタート地点での目標になるのかな? とも思い、お受けすることにしました。

 母を早くに亡くし、家でやれる仕事ならと思い始めた在宅ワーク。ひとり暮らしの父にいつでも会いに行けるようにと思い、続けていましたが、その父も昨年他界。今度こそ外に出ようとも思ったのですが、あと何年一緒に居られるかわからない娘たちとの時間を大切にしたいとも思うようになりました。

 廿さんには、教えていただくことばかりなのですが、いつもとても分かりやすく的確な答えがいただけるので、とても勉強になります。
 また、とても有名な方なのに、お会いしてもそれをちっとも感じさせないし、メールに思わず微笑んでしまうような一文を添えていただけることもあり、楽しくお仕事させていただいています。私は、廿さんからお仕事がいただけて本当にラッキーだと思います。

 遠い九州からではありますが、またお会いできるのを楽しみにしています。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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テープ起こしの「良い仕上がり」とは

 hiroさんはテープ起こしが苦手だというが、周りの人はhiroさんの起こしを評価していた。最近hiroさんは、そのギャップを埋めつつある。

 hiroさんがテープ起こしについて語った内容は、取材メモによるとこんな感じだ。
「会議で大勢がしゃべっていると、聞き取るのが難しいと感じる」「話者の特定が難しい。会議の冒頭に自己紹介している部分と聞き比べているけど、興奮してしゃべっているときは声が高くなったりして、感じが違う」

 「いや、それ普通」と、テープ起こしをしている人は全員、パソコンの前で今突っ込んでいると思う。それはもともと、完璧に処理することは不可能な部分。できる範囲でやるしかない。

 不明が出たり、起こした言葉が間違ったりするのも、ある程度仕方ない。すべての業界用語や専門用語を覚えている人などいるわけがない。
 私がhiroさんのファイルを聞き直して修正できるのは、例えば10年も発注してくれているクライアントだったりして、私がその業界の言葉になじんでいるからにすぎない。
 hiroさんの起こしを聞き直すときは、そういう特殊な用語を直すだけでほぼ仕上がる。句読点の位置や段落替えの位置が自然だし、誤字や全半角の間違いがない。つまり、ベースとなる部分が安定しているので、修正が単語単位で済む。

 というようなことを私が伝えるちょっと前に、テープ起こしを手伝った別の人からも同様のことをhiroさんは言われたという。
 グループのリーダーさんから「もっと自信を持って」と言われてきたhiroさんは、テープ起こしの場合の良い仕上がりということについて、納得しつつあるようだ。データ入力系での良い仕上がりとは少し違う、ということについて。

 11月13日の佐賀セミナー、私の出番は午後からだったので、午前中、hiroさんが佐賀までの途中で太宰府天満宮を案内してくれた。もみじと青空の下で、焼きたての「梅が枝餅」を一緒に食べた…。
 というわけで、明日からhiroさんと私の「連載を終えて」を掲載して、今回の連載は終わり。hiroさんありがとうございました。

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