洋裁の会社も見学したけど…
テープ起こしかデータ入力かという以前に、全然別の選択はないのか。
hiroさんは、今のところパートなどで外に出るつもりはないという。パートの仕事で多いのは流通系だから、土日や夜の勤務が必要になるかもしれない。ご主人は、九州の中で単身赴任しているので、2週間に1回程度は帰宅する。その土日に自分がいないのはちょっと…と感じるそうだ。
自宅がバスのルートからやや不便なところにあり、お嬢さんをクルマで送り迎えすることもあるので、それもあって外に出ようという気にはなりにくい。
hiroさんは、短大の家政科を出ている。特に洋裁は得意で、お嬢さんたちが小さい頃は洋服をたくさん作っていた。お嬢さんたち(子供時代)のピアノ発表会の写真を見せてもらったら、お手製だというすっごーいドレス。
この特技を生かす道はないのか。地方に住んでいても、個人でも、ネットショップで注文を受けてから売ればいい。現に私は、子供たちの発表会のワンピースを、洋裁好きな個人の方のネットショップで買ったことがある。
「子供たちにばりばり作っていた頃はまだインターネット以前で、そういう形態がなかったんです」とhiroさん。昔、地元で洋裁の会社を見学に行ったことがあるという。作業場でやっても自宅で作業してもいいというシステムだった。でも「思ったより難しそう…」とためらっているうちに、入力が仕事に結びついてしまったのだそうだ。
というわけで、今のところ、hiroさんは外へ出ることも在宅で別の仕事をすることも、特に考えてはいないという(私としてはホッとしたけど)。
話題は変わるけど、hiroさんの出た家政科は、被服などいかにも家事っぽい内容と、実験室で試験管を振るような内容が混在していた。短大卒業後も、食品メーカーの分析室に勤務した経歴がある。
そうか、hiroさんは理系的な面もあるんだな、と密かに喜ぶ私。最近、ちょっと理系的なテープ起こしがあるから。
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