違う出口に光が見えるかも
廿●仕事お願いしている方との懇親会もしたいんですけど、データ入力系は単価が低いから費用が出せない。それも納得いかないところなんですよね。
データ入力って、コピー機的な仕事じゃないですか。コピー機はA4の紙1枚10円。そうするとデータ入力は、この先もっと安くなっていくかもと思うんです。
でも、それに携わる個人はちゃんと報われるべきで、現状はひどいなあ…と思うと、この仕事を勧めるのがますますおっくうになる。
100円ショップでアルバイトしても、時給100円なわけではない。安いものを扱ってもそれなりに待遇できるシステムは必要なはずだ。
廿●私自身は極端に低単価な仕事はしませんけど、みんなで遠出をする予算が取れるほど儲かる見込みはなくて。
奥山●今、相場ってどれぐらいなんですか?
廿●普通の名簿データ、郵便番号からずーっと会社名、部署名、役職名、メールアドレスやURLまで打つと、1件平均200字ぐらいあるはずなんです。
奥山●ありますね。
廿●本当は200円ぐらい欲しいところじゃないですか(名簿系はあまりやらないし、金額的にもそんなにもらったことないけど)。それが在宅ワーカーに出す段階で**円とか、狂ったものを見かけるんですよね。1文字単価が0.1円をぜんっぜん割っているような。
奥山●う、うわっ…。それはひどいですね。
廿●お金を払ってでもまず経験を積むべきだと、昔は言ってきたんですけど。そこを脱出できる見込みがなかったらどうしよう。この仕事は面白いって勧めていいんだろうか。
奥山●うん、でも、あとは考え方一つだと思うんですよね。例えば、0.1円を切る仕事は入口かもしれない。もしかしたら出口は違うところにあるかもしれない。
廿●あ、なるほど!
奥山●そこが出口だと思っていると、勧められないし、つらい。でも、その入口から入って違う扉を開いたり、違う出口に光が見えてきたりするかもしれないですよね。
廿●それはいい考え方だ…。今、そう伺って私の気持ちにも出口になりました。
奥山●それに、時代と共に仕事も変わってきますからね。
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