2007年6月号文月さんとの対談4

対談を終えて2

雑誌やWebで取材を受ける入力(含テープ起こし)者は、どうしても直請け型というか自営業者型というか…の人が多い。要するに目立つからだ。下請け型というか半雇用者型というか…の人は、あまり登場しない。
でも、下請け型の人にとって直請け型の働き方というのはあんまり参考にならない。
やっぱり同じタイプのほうが何かと参考になる。ザイニューは同業者向けで世間の目を気にする必要がないから、実力のある下請け型の人をどんどん取材するという方針で今後も行きたいと思っている。

実力は、直請けかどうかとは関係ないし、知名度とも関係ない。
収入とも関係ない。どんなに実力があっても、下請けで稼げる金額は本当にたかが知れている(私なんか、昔それで頭に来てザイニューを始めたようなものだ。自分で本を作って売るほうがまし!と思って。いや、その当時は、データ入力系はともかくテープ起こしは駆け出しで、実力なんかなかったけどね)。
「テープ起こしが好き」という文月さんたちの情熱に寄りかかって、この業界、それでいいのだろうか。そんなだから、みんなパートに出ちゃうのよっ!

いやいや、わかってる。音声を耳で聞いて手で打ち込むという時間のかかる作業だから、高収益が上げられない構造なのだ。会社が暴利をむさぼっているとか搾取しているとかでは決してない。

この会話を録音したときは、まだ何に使うとも決まっていなかった。公表する予定がなかったからこそ、文月さんが本音でグチを言ってくださった面がある。テープ起こしの人が語っている記事で、こんな内容のはなかったんじゃないだろうか。文月さん、ありがとうございました。

※えーと、テープ起こしや入力会社のシステムはさまざまです。対談に出てきたような拘束の仕方をする会社もあるし、そうでないところもあります。
それに、一方的に仕事を割り当てるシステムのいい面もあるんですよ。募集情報に手を挙げる形式だと、手を挙げちゃったら自己責任、実は自分には難しすぎる仕事だったりすることもあります。その点、割り当てるシステムの場合、「この人のレベルならこの仕事はできる」と会社側が判断して出してくるわけですから。

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対談を終えて

(文月さんからメッセージをいただきました)

廿さんと私は同じ沿線に住んでいることもあり、「一度オフ会でも」という話になっていたのですが、突然「うちに遊びにいらっしゃいませんか?」とのお誘いをいただきました。もう驚きましたね。だって私にとって廿さんは、雲の上の存在でしたから。

当日は朝から緊張していましたが、ご対面した廿さんは、知的な中に優しさと親しみがあって、一瞬にして緊張も解きほぐれ、いろいろなお話をすることができました。ほとんど私の個人的な悩みやら愚痴やらを聞いていただいて、帰り道は晴れ晴れした気分になれたことを覚えています。

在宅で働くことのマイナス面って、感情を表せないこと、孤独になってしまうこと、人の温かみを感じられないことなどがあると思います。
この対談の掲載のお話をいただいたとき、正直戸惑いもありました。(5月号畔見さんの対談を読ませていただいて、あまりにもリアルに書かれていたもので…^_^; すごく面白かったです)
私がこのたび恥ずかしながらお引き受けしたのも、同じような境遇の方や同じような悩みのある方に、私が思っていることをお伝えすることによって、少しでも何かを感じていただけたら、「共感!」と言っていただけたらと思ったからです。何か通じるものを感じていただけたらうれしく思います。

このような場を与えてくださった廿さんに感謝いたします。

(文月)

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ザイニュー交流会・テープ起こし系

というわけで、来月もささやかに交流会を開催します。文月さんと、文月さんの心の師匠・谷頭千澄さんをお迎えします。

ザイニュー交流会・テープ起こし系
対象:テープ起こし系の仕事を入力をしている人・したい人
日時:7月11日(水)11:30~14:00
場所:新宿駅前のどこか。決まり次第参加者にお知らせします。
会費:飲食代実費
内容:雑談的に気楽に語り合いましょう。
(参加受付は終了しました)

6月15日のザイニュー・データ入力者交流会は盛り上がりました! 後日レポートを掲載します。
参加者は9名。このぐらいの人数だと、全員で一緒に話ができていいなあと思いました。もっと人数が多いと、「向こうのテーブルで盛り上がってる話が聞きたい、でもここからは聞こえない」ってことがありますものね。
なので、今回も参加者8名ぐらいをイメージして…最大10名まで。すでに、文月さん・谷頭さん・私が決まっているので、定員はあと5名ぐらいです。お仕事の調整がつき次第、申込みをどうぞ!

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