ATOKは何がいいのか
(メルマガ「ローマ字入力はもっと速くなる!」007号 2005年07月20日 の再掲載です)
1)毎日のように、かなり多い文字数を入力する。
2)カナ入力ではなく、ローマ字入力。
1)2)の両方に当てはまる人は、日本語変換システムとしてATOKがおすすめです。(私はMacをほとんど知らないので、Windowsユーザー限定のおすすめ)
また、カナ入力にATOKが適さないという意味ではなく、ローマ字入力はカナ入力よりタッチ数が多いので、能率的な変換辞書が「より切実に!」必要だという意味です。
入力講座の講師を担当していると、「ATOKは何がいいのか」という質問をよく受けます。えーと、「変換精度がMS-IMEより良いから」です。
そうでなかったらお金を出して買いませんよね。MS-IMEならWindowsに最初から無料でついてくるのですから。
それと、ATOKは「省入力機能があるから」です。
ちょっと省入力機能を使ってみますね。
「そうで」と入力してTabキーを押すと、「そうでなかったら」「そうでなかったらお金」が変換候補として表示される。
「しょ」Tabキーでは「省入力機能」「省入力」「昭和シェル石油」「昭和シェル」などが出てくる。
今、このメルマガのすぐ上の部分で入力した言葉や、きのうブログを書くとき使った言葉が、いろいろな区切りで出てきます。
このように、最近使った言葉を短い読みで呼び出せるのが、省入力機能。だから、出てくる語は人によって違いますし、私の「しょ」も、違う文書を入力したあとでは「硝酸塩」や「しょうがない」が出てくるかもしれないわけです。
しょうにゅうりょくきのう(syounyuuryokukinou)が、二度目の入力からは「しょ(syo)」で呼び出せるのですから、タッチ数は大幅に減ります。しかも省入力機能を使えば、わざわざ単語登録する必要がありません。
私は、「どんな入力にもよく出てくるベーシックな言葉」を単語登録し、「その文書の中ではよく出てくるが、ほかの入力にはあまり出てこない言葉」を省入力機能で呼び出しています。
●バージョンアップすると単語登録が不要になる
私のATOKはバージョン15で、資金の都合上16、17にはバージョンアップしなかったのですが、さすがに不自由になって先週ATOK2005を入れました。(新しい言葉が変換されない→いちいち単語登録が必要だった)
登録単語のデータを読み込ませずに、2005を確認してみました。
「看護師」「師長」(←以前なら婦長)が変換できるようになっていた。
「治験」「知財」「双日(日商岩井とニチメンが合併した会社)」「東スポ」などが変換できるようになっていた。
「しゅうかつ→就活」が変換できるようになっていた。
だけど「しゅうしゃ→就社」はまだ変換できなかった。
グーグルで「就社」は46万件もヒットするし、日本の就職活動(就活)の実態は「就社」活動だと思うんですけどね。
「御巣鷹」「御巣鷹の尾根」「御巣鷹山」が変換されない。日航ジャンボ機が墜落したところです。
「制震」がまだ出ない。「耐震」「免震」と並ぶ地震に強い建築技術の一つで、グーグルで13万ヒット、少ない数字ではないはずですが。
「変換されないので言葉通りの読みで登録していた言葉」を全部試してみたところ、「変換されるようになったので登録から抜いた言葉」が41件、依然変換されない言葉が23件という結果になりました。
※日本語変換システムは、何かの加減で変換状態が違う場合もあるようです。
というメルマガ記事を書いてから2年、私のATOKはまだバージョン2005のままです…。おかげで「ぼうえいしょう→防衛省」が変換できず、単語登録して使っています。2005年段階ではまだ「防衛庁」だったわけですね(今年1月に「省」に昇格)。
いくらなんでも、そろそろ新しいATOKにしよう。「制震」はもう変換できるようになったかな?
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