自分が楽しく、お客さんに喜ばれる仕事
卓也ママ●たまに外へ出るのって、雑誌の吊り広告とかを電車の中で見られるのが楽しいですよね。
廿:それは思います。
卓也ママ●もう子供もだいぶ大きくなったし、どこかお勤めしたほうが楽かもしれない。でも今の仕事形態をやめない理由って、いろんな時間にいろんな所に行ってみたいという欲求が人より強いせいもあるんです。
午前中に電車に乗るとおばちゃんばかりで、遅くまで仕事をして帰ってくるとオヤジばかりとか。神田駅の西口はオヤジしかいないのに、すぐ近くの小川町あたりは学生ばかりとか。いろんな時間にいろんな会社に行って仕事することで、そんな観察もできますから。
廿:外に出ること、多いですか?
卓也ママ●昔より少ないです。でも月に2回ぐらいは東京に来てる。
在宅の仕事じゃないんだけど、ある会社の顧客管理システムを手掛けてます。食品のWebサイトで、HTMLを誰かに頼んだり、プロモーションをしてもらったり。私自身がやるのは、サーバー選びとかメールの設定とか、アクセス解析をしてレポートを出したり。
そこの会社はもう7年ぐらいお付き合いしてます。FileMakerProができるというので紹介してもらったんです。最初は1年ぐらいかけて、まずシステムを作ったのかな。
企業が作ると何千万円もかかるけど、私なら桁が二つくらい違っても遜色ないものができて(笑)、そういうので重宝がられてる。でもそのへんのデータ入力よりはやっぱり単価もいいし、自分の技術も生かせるし、お客さんに喜ばれるから。
廿:じゃあ、正社員だったやりがいのある会社はやめたけれども、やっぱりやりがいのある仕事にはついてるってことですね。
卓也ママ●うん。やっぱり楽しい仕事がしたいですよね。自分が楽しい仕事、そしてお客さんに喜ばれる仕事。
講演をテープ起こしして記事にまとめる仕事がたまにあるんだけど、これも好き。私は、講演当日にノートパソコン持ってって、会場で聞きながらほとんどまとめちゃうの。録音テープはもらわなくてもいい。自分の入力スピードが生かせるし、作業時間が短いから結果的にお金もいいし、早く納品できてお客さんにも喜ばれる。
きのう話題になった「おいしい仕事」の一つは、こういうものかもしれない。私も似たような形態の仕事がたまに来るけど、すぐできて簡単で面白い。全然違う分野に進出する抵抗感に比べたら、こういう「今の仕事に付加価値をつける」路線のほうが、入力者にはお勧めかも。
おまけコラム「おいしい仕事」(卓也ママ)
あのときなんで「おいしい仕事」っていったのかは思い出せないけど、一緒に食べたラムの味はまだ覚えてる、また行きましょうね。ウフフ。という話ではなくって、ペシ!
入力系の仕事はどうしても作業の末端の末端であり、しかも中間マージンが発生すればするほど、金額的には「ウッソー!!」と叫びたくなるような状況になりがちです。自分の懐を豊かにするためには、まず実際のクライアントと直接連絡のとれる立場になること。そのほうが、金額的なことよりも、自分が何の仕事をしてそれがいかに役にたっているかを知ることができるから。一つの作業が終わってもそれだけでなく、付随したさまざまを手伝う機会も増えるので、仕事が途切れる心配がなくなります。
それに、どうしても個人作業になりがち、家にこもりがちな在宅ワーカーに、カツをいれてもらえますもの。東京に仕事で打ち合わせとなったら、それなりに、服を選んだり、身づくろいに気をかけるようになります。
私のもっかの目標はいまあるスーツを着続けられるように、体型を維持することでしょうか(笑)。ああ、加齢による基礎代謝の低下に負けそうです。
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