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目がくっついたらおしまい

廿:でもこんな言い方をしたら失礼だけど、40になってよくそれだけ打てますよね。肩こりとかは…。

文月●しますよー!

廿:します? 私、がぜん集中力がなくなって、すぐ疲れるんだけど。

文月●うん、あと、寝不足が耐えられなくなった。

廿:私も夜中にやっちゃうと、次の日できなくなった。ライターでも、この年齢を境にして、もっと続けていこうと思う人は編集プロダクションを持って、若い人を使うようになるのがよくあるルートらしいんです。ライターはテープ起こし以上に過酷な仕事が多いから。

文月●起こしてる間はいいんだけど、終わったあと「終わった…もう何もしたくない…」、その回復するまでの時間がかかるようになったかなって気はします。でも私、早起きは結構大丈夫なんです。早く寝て、5時ごろ起きてやることはありますよ。

廿:偉ーい! 朝は電話も来ないし、すごく集中してできそうですよね。

文月●この仕事の便利なところは、朝5時に起きてパジャマのまま仕事ができる(笑)。

廿:谷頭さんも昔、ジャージ(だったかな?)で暮らす生活から抜け出したくないって言ってた。

文月●家で仕事するのって、無駄な時間なく過ごせますよね。

廿:そういう意味ではそうですよね。お風呂に入ってから続きをすることもできるしね。

文月●夜、眠くなるまで仕事をするとか。

廿:目がくっついたらおしまい。

文月●10分ぐらいやると「あ、もうだめだ、寝よう」。

廿:いずこも同じ(笑)。

文月●うん、でも嫌いじゃないんで。テープ起こしって、私にとっては趣味みたいなもの。

廿:見るからに好きそうだもの。紙の雑誌のザイニューをやってたころ同業者にずいぶん取材に行って、私だんだんわかってきたの。いくらブーブー言ってても、この仕事が好きな人は好きだから離れられないっていうことが。

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