入力者はむしろ減っている
このへんで一度問題を整理してみよう。
私が考える、単価下落の原因(のうち、メインの2つ)
(1)「本業で利幅を取るために、付随する入力業務を安く提示する企業がある」
(2)「エンドユーザーから受注した企業が入力に関わりたがらず、下請け孫請けに出されていく」
6月1日の日経新聞夕刊で、単価下落の原因についてふれているところを抜き出してみると、記事本文では、
「最近は事業者数の増加で受注価格が下がったり」
「発注側の企業が中国などに業務委託し経費節減を図ったり」(→データ入力の場合)
「SOHO同士の価格競争で値崩れを起こしたり」
囲み部分でのNPO法人SOHOシンクタンクの久保京子理事のコメント
「例えば、企業ホームページの制作業務はシステム開発会社が受注した案件を別の会社が受け、さらにSOHOに流すというケースが横行している。結果的に安く使われる」
※私はこのブログで入力系の仕事のみを取り上げているが、記事ではもっと広く、主婦がパソコンを使う仕事全般を取り上げている
久保さんのコメントは下請け孫請け構造を指摘していて、私の(2)と同様だ。
本文のほうは…。ホームページ制作等を考えずここでは入力系に限定するとして…、事業者が増えた、ということがあるだろうか? だって、なんらかの形で入力に関連する企業は、もともと多いのだ。
「在宅で入力系の仕事をしている主婦個人」は、むしろ減っている。
入力者が多すぎて、1つでも仕事を取るために安い案件に飛びつく人がいるから、全体の単価が下がるというのなら、今は徐々に単価が上がり始めているはずだ。
なのに上がらないということは…、話をそっちへ持っていく前に、在宅入力者は減っていると私が考える根拠を説明したい。
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